9月中頃、緊急事態宣言下ではあるが父の一周忌にて青森へ帰省した。
月見野霊園で兄と父が眠る墓前で手を合わせる。一泊目はホテルに宿泊した。神奈川に住んでいた時は職場が藤沢だった時もあり江ノ島にしょっちゅう遊びに行っていたが、浅虫のこの通りを改めて見ると「偽・○○○!」みたいな感じがとてもいいね。
中央に浮かぶ島は、子供の頃から「亀島」と呼んでいたが正式名称があったのね、知らなかった。浅虫は、父が久栗坂出身でもあることから親戚がいて、子供の頃、町の方から兄や姉とバスで良く泳ぎに来たものだ。そして浅虫はホタテ御殿がいっぱいだ。
青森では必ず魚介を堪能する。青森に来て魚介を食べなかったらもったいないから。青森もクラスターが出たりと油断は出来ないが、それでも、食事処では運良く、津軽三味線を聞きながら食事が出来た。実はスーパーで買った刺し身などの魚介類をその場で食べるのも楽しい。
スーパーには無料のお茶の機会が設置された食べる場所が付いている。現場仕事の人とかは普通にその場で食べているのだ。当たり前の光景に誰も白い目で見る人などはいない。青森に来たら絶対に食べないと始まらない「ホヤ」を食べた。当然だが美味しい。新鮮なので塩っ辛くする必要がないからだろう。栃木のスーパーにも普通にホヤが並んでほしいと切に願う。
青森の繁華街は新町だ。と言いたいところだが、今は新町だけではない!という印象で、随分、都会になった。
昭和の青森のデパートBIG3は、カネ長武田、ナカサン、松木屋だ。
- カネ長さいぐはんで、カネちょうだい。(カネ長に行くから、お金ちょうだい)
- ナカサンさいぐべ、なー母さん。(ナカサンに行こうよ、なぁ、母さん)
- 松木屋で何分待つ気や!(松木屋で何分待つ気なの?)
と、必ず、子どもたちはこのくだらないダジャレBIG3を口にしていたものだ。
さて、今回は姉達と八甲田方面にも行った。田代平に着いたら家族連れの多いこと、驚くほど人が多く、まるでコロナなんて嘘のようだった。皆、ノーマスクで思い思いに休日を過ごしている様子を見て、楽園を見ているかのようだった。来年こそは、ねぶた祭りが無事に再開されることを祈る