小山市発!一日の楽しい過ごし方をご提案するページ「1day Trip」♪第3回目はなんと、市内でも一日遊べるコースをご紹介。小山駅前でシェアサイクルサービスがはじまったのをご存知ですか?登録さえしてあれば、なんと無料で電動自転車が乗り放題!これで、駐車場を気にせず市内を観光できてしまいます…!
しかも小山〜野木の間、どの駅で乗り降りしてもOK。ならば間々田まで行ってみよう!ということで、今回はなんと自転車でめぐる間々田の旅。どうぞご覧ください♪
まずは自転車を借ります♪
シェアサイクルが設置されているサイクルステーションはJR小山駅西口にある「おやま本場結城紬クラフト館」のすぐ横。
思川桜をモチーフにデザインされた電動自転車の数々がお出迎え!
通称ママチャリと呼ばれるタイプのものから、マウンテンバイクのようなカッコいいスポーティなものまで!事前予約も可能なので、予約しておけば自分の乗りたい自転車に乗れますよ!
初めてレンタルするので、前カゴに設置された説明書をよく読んで…と。
さぁ、人生初の電動自転車で最初の目的地へと向かいます!
小山市観光シェアサイクル「らくーる」
国登録有形文化財と銘酒を巡る
電動自転車の性能は素晴らしく、大した疲れも感じぬまま到着したのは「西堀酒造」さん。140年以上の歴史を持ち、国登録有形文化財を4つも所有する小山市を代表する酒蔵です。
最近では、酒造り専用の米を使わず、古代米のみを使った純米酒「愛・米・魅(アイマイミー)」や日本酒を仕込む際に透明タンクを使うという日本初の試みを行うなど、革新的な挑戦を続けています。事前予約で酒蔵見学が出来ますので、お酒好きな方はここで一日が終わるかも…。
(自転車は軽車両です。試飲された方は自転車を運転されませんようご注意下さい)
- 小山市栗宮1452
- 0285-45-0035
小山の誇る伝統工芸品に触れる
西堀酒造さんから15分ほど走り、見えてきたのは「間々田ひも」さん。「組紐」という伝統工芸品で、栃木県無形文化財に指定されています。
昔ながらの手組みにこだわり、草木染で染め上げられた繊細で美しい色合いの国産正絹糸で組み上げられた紐は愛用者が多い逸品です。
事前に予約すると組紐体験(たったの1,000円!)ができるので、伺う際には是非ご予約を!
日常使いできる組紐製品が店頭で販売されているので、気軽に購入できます。オーダーメイドも可能なので、自分だけの組み合わせでお気に入りの一品を注文してみては?
- 小山市間々田1315
- 0285-45-0343
本格和食処でお刺身ランチ
程よい疲れでお腹も空いてきたので、ここらでランチ!ということで、間々田ひもさんから10分ほど小山方面へ戻ると見えてくるのは「日本料理 すが沼」さん。那須の老舗旅館で料理長をされていた店主が作る本格的な日本料理を、リーズナブルな価格で楽しめます。店主の技と心意気によって、四季折々の旬の食材が疲れた身体に染み渡ります。
次は夜に伺って、お酒も一緒に楽しみたい…!歴史を感じる酒蔵、伝統工芸品、老舗旅館の元料理長の日本料理、と小山市を飛び越えて日本を満喫している気がします。
- 小山市千駄塚291-2
- 0285-39-6805
展示と美しい庭園を鑑賞
お腹いっぱい、疲れも回復!ということで、次は「小山市立車屋美術館」で心の栄養です!
江戸から明治時代にかけて肥料問屋「車屋」を営んでいた豪商の小川家住宅が平成19年8月に国の登録有形文化財として登録され、平成21年4月に美術館として開館されました。
年5回ほど企画展が開催されており、訪問時(2017年5月下旬)は時代の音と声をテーマにした展覧会でした。中でも、「水中エンジン」は思わず時間を忘れて見入ってしまいました…。
普段、美術館を訪れることがないので、これを機に美術館巡りをしてみようかな。
- 小山市乙女3-10-34
- 0285-41-0968
おみやげはバタどら!
美術館で見入っていたら、時計はもうおやつの時間。今日は歴史を感じているので、和スイーツを食べたい!間々田で和スイーツ?
それなら「ドラヤキワダヤ」さんで決まりでしょう!2017年5月にはFM J-Waveで紹介され、オーナーが生出演までされた話題のお店。
どら焼き屋さんとは思えない楽しい店内、銅板一文字の手焼きで作られた皮はふんわりしっとり、餡は昔ながらのスタンダードから、「何これ!?」と思わず声を出してしまうような斬新なものまで。
あまりの種類の豊富さに、気付けば取り皿の上にはどら焼きの山が…。
- 小山市乙女3丁目30-27
- 0285-45-6780
間々田八幡宮でパワーチャージ
旅の最後に自然を満喫して心身ともにリラックスして癒されたい!ということで、間々田八幡宮へ。少しユニークな顔立ちの狛犬さんを愛でながら、本殿を参拝。
ご神木や夫婦杉を眺め、弁天様に一礼したあと、隣の公園エリアにあるひょうたん池のベンチで一休み。
目を閉じると、鳥のさえずりとそよそよと吹く涼しい風、不意におとずれる静寂を肌で感じられます。そして花より団子な取材スタッフお待ちかねのどら焼きタイム!
身も心もパワーチャージして、ゴールとなるJR間々田駅のサイクルステーションへ返却に向かいます。
- 小山市間々田2330
- 0285-45-1280
自転車の旅、これにて終了!
今回、地元民である取材スタッフも、知っているようで全然知らなかった間々田の良さを知ることができて大満足の旅となりました。風の吹くまま気の向くまま、間々田を巡ってみてはいかがでしょう。